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ゴージャス!ボジョレーヌーボー

今年も来ました。ボジョレー・ヌーヴォー解禁日。単なるお祭りがぶ飲みワインかと思っていたので今まで無関心だったのですが、話題の生産者も続々ヌーヴォーを出していると知り興味しんしん。


「あ~飲んでみたいな~」と思っていたそんな時に、こだわりヌーヴォーを10本勢揃いさせたワイン会のお誘いを頂いたので早速参加させていただきました。



会場は恵比寿のManner-Bo。ワイン好きの集まるワイン会を主催されているサロンです。ズラリ並んだワインはブルゴーニュのそうそうたる造り手達。ヌーヴォーなのにお値段4000円+なんてものまでありますよ~。こんなラインナップ絶対自分じゃ飲めません。


まずは定番ジョルジュ・デュブッフのボジョレーヌーヴォー。あちこにに売ってる花のラベルのワイン。キャンディーのような香りと軽いボディでいかにもヌーヴォーという感じ。


次はアルベール・ビジョーの「神の雫」ラベルのワイン。神の雫を全巻持ってるオタクとしてはこれは飲まなきゃ。マーケティング先行のワインかな~?と思っていたら、味はなかなかイイ!締まった感じで食事にも合わせやすい。価格も2380円とまずまず。


そしてラングドックの会でも登場したビオのフィリップ・パカレさん。ビオっぽい軽やかな味わいなんだけど、ビオ臭がせずかなり飲みやすい。この軽さだと一本一気のみ出来ちゃうかも。



そして同じくビオのカリスマ、マルセル・ラピエールのヌーヴォーはパカレよりもビオの香りと味があるものの、やはりうまい。ほんのりした馬小屋臭さはクセになる感じ。


しかし何と言っても一番よかったのはルロワのボジョレー・ヴィラージュ・プリムール。可憐な赤いベリーの香り、果実の味わいが豊かでジューシー。まるでピノノアールのよう。はかなげな中にも力強さがあり、さすがルロワ~。(って主観が入ってたりして。)


中盤からはボジョレー、しかもヌーヴォーのワイン会であることを忘れさせるような美味しいワインばかりでした。ヌーヴォーといえども奥が深い。


喉が痛くて風邪ぎみだったのに、家路に付く頃は千鳥足。気がついたら風邪も治ってました!さすが、ワインは百薬の長ですな。


[文・写真:飯島みなみ]

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